「躾」は必要ありません
「躾」は子供が成長してから社会性を保つために必要と言われています。
確かに最低限の「躾」は必要だと思いますが、必要以上にする必要はないと考えています。
必要以上に「躾」をしてしまうと子供が緊張して萎縮してしまい自由な発想が生まれなくなってしまいます。
これは大人にも言えることです。
自由な発想は「リラックス」していないと生まれません。
緊張していたら、自由な発想やアイディアは生み出すことができません。
子供は親からの「強制・禁止」を受けると大人になってから視野の狭い人間になってしまいます。
- 〜してはいけない
- 〜しなくてはいけない
- ちゃんとやりなさい
- さっさとやりなさい
このような「強制・禁止」の言葉は子供を悪い方向へ導く結果に繋がっていしまいます。
「躾」➡︎「知育」に切り替える
子供は「躾」よりも「知育」が必要です。
知育は言葉の通り知識を教えることです。
子供には必ず理由を添えて知育をしてあげることです。
理由を説明してあげる行為はもの凄く重要です。
頭ごなしの「躾」では子供は何も学ぶことができず、恐怖しか感じないでしょう。
理由がなければ子供は理解することができません。
子供が理由を理解できるようになったら子供に理由を説明させて下さい。
子供に考えさせて理由を説明させる行為は子供の知能を圧倒的に高めてくれます。
親は絶対に否定してはいけません。
子供が一生懸命考えた事なので否定せず、間違っていたら実験して検証してあげるといいでしょう。
そうすることで、子供は自分自身で正しい知識を学ぶことができるのです。
子供の頭を良くする方法
子供の頭を良くしたいのであれば常に「思考」をさせる事です。
「思考」とはただ物事を考えるだけではありません。
考えるだけでは「思考」とは言えません。
思考とは4つの部類に分かれています。
- 認識
- 連想
- 評価
- 判断
考えることで認識と連想はできていますが「評価」は「判断」できていません。
思考で重要なのが「評価」と「判断」です。
「思考=評価+判断」という事です。
つまり、理由を考えて決断するという事です。
通常の判断は過去の記憶との照合から無意識に行っているに過ぎません。
「このような理由があるから決断をしました」という過程が必要です。
「評価・判断」を行うことで前頭葉が働くようになり思考することができるのです。
まとめ
子供の思考力は無限大です。
大人とは違い「制限」というものがありません。
その分、自由な発想をすることができます。
親は子供の自由な発想を最大限に受け入れてあげる必要があります。
どんな物事でも自分で考えて説明させることで脳へ常に刺激を与えることができます。
親は子供の発想を絶対に否定しないように「何で?どうして?」と更に質問を加えてあげましょう。
子供は更に思考をして説明をするでしょう。
これを繰り返すことで子供の思考のレベルが圧倒的に上がります。
つまり、子供には何でも説明させることが重要です。
説明することで思考のレベルが上がっていき知能が高まる原理となります。
子供の無限の才能をどんどん引き出してあげて下さい。
最後までありがとうございます。