
「怒る」は自分のため、「叱る」は子供のため
子供を教育するうえで「怒る」ことと、「叱る」ことの区別がつけられていないことが多くあります。
この区別がつけられていないと、子供の将来に大きな悪影響が出てしまいます。
子供を正しく教育するためには必須の知識ですので、確実に区別がつけられるようにすることをお勧めします。
子供を怒る原因は「自分の為」だからです。
- 子供が期待した成果を出せていない
- 自分の中に溜まったストレスを吐き出してスッキリする
- 上手くいかない原因を子供のせいにする
- 子供を自分の思い通りにコントロールしたい
子供を叱ることは「子供の為」です
- 子供が社会の中で正しい行動ができるように「ルール」を教える
- 子供の成長を願って、大切なことを伝える
- 子供の思考力を高めるために、質問をして考えさせる
子供がたくましく生きていけることを望むのであれば、「怒る」ことよりも、毅然とした態度で物事を正しく伝えてあげることです。
怒ってばかりいると、子供の成長に悪影響が出てしまいます。
子供も大人になってから自分の子供を同じように怒るようになってしまいます。
自分が「自分はしない」といくら思っていても、必ず繰り返してしまいます。
それほど親から受けた記憶というのは強力だからです。
親は怒る前にはよく考えなければいけません。
自分が「怒ると「叱る」の区別がつけられないと、将来は自分の孫までに悪影響が出てしまうことをしっかりと理解しなければなりません。
子供の思いを聞くことで親の思いが伝わります
子供のする行動には必ず理由があります。
親はまず、子供の「思い」を理解してあげなければいけません。
子供がどんな思いなのかをしっかりと理解しないと、間違った選択をしてしまうからです。
子供が、悪いこと、間違ったことをしてしまっても裏には必ず理由が存在しています。
この裏に隠された理由を聞き出してあげないと、頭ごなしに怒ることに繋がってしまいます。
子供の思いを絶対に無視してはいけません。
子供なりに一生懸命に考えて行動しているのです。
親は子供の理由を聞き出すことを利用して、教育に繋げていけばいいのです。
理由を聞き出すことに成功したら、そこから浮かんでくる「疑問」を「質問」するようにします。
答えが合っていなくても、子供の思いをどんどん聞き出す質問をするのです。
具体的には「何で?どうして?」と疑問を質問して、理由をどんどん聞き出すことが重要です。
このように「疑問」と「質問」を繰り返すと子供の頭はどんどん思考するようになっていくからです。
常に理由を考えるようになるので、回転の速い脳に成長することができるようになります。
子供を怒るよりも「質問を繰り返す」ことが子供の成長には大きく役立つのです。
まとめ
子供を教育する時には「怒る」ことはマイナスにしか働きません。
子供を怒ると、一時的に言うことを聞いてくれるようにはなります。
しかし、自分で考えて行動するようはなってくれません。
怒って教育しても、いつまでも言うことは聞いてくれず反抗するようになっていきます。
自分の子供だけでなく、将来の孫にまで悪影響が及ぶことをしっかりと理解して下さい。
それよりも、子供の思いを上手に聞き出して「質問を繰り返す」ことが効果的です。
質問によって思考力が鍛えられるので、頭の良い子に自然と成長します。
子供を怒るよりも「質問を繰り返す」ことで、お互いにコミュニケーションも取れて、賢く成長することもできます。
質問の効果は驚くような効果があります。
是非とも試してみて下さい。
最後までありがとうございます、