
ブレーキを踏んだままでは車は1ミリも動かない
当たり前のことですが、「ブレーキ」を踏んだままでは車は1ミリも前に進みません。
誰でも無意識に「ブレーキ」をかけてしまう癖があるでしょう。
人間は誰でも「欲望」と「恐怖」を持ち合わせています。
これは生まれながらにして、遺伝子情報にインプットされた感情です。
- 「欲望」がなければ生きていくことはできません。
- 「恐怖」を感じなければ自分の身を守ることはできません。
ブレーキを踏むときは潜在的に存在する「恐怖、臆病、不安、迷い」を感じた時です。
しかし、このブレーキを踏みすぎてしまう人がいるのも事実です。
少しの恐怖でブレーキを踏んでいたらほとんど前に進めない人間になってしまいます。
常に失敗を恐れて、決断できず、常に人目を気にして「失敗したらどうしよう」と前に全く進めなくなってしまいます。
- 変わりたいと思っても変われない
- 人目が気になって仕方ない
- 失敗を恐れて独立・転職ができない
ブレーキばかりを踏んでいたら車は1ミリも前に進むことはできません。
前に進もうと思ったら、ブレーキから足を離してアクセルを踏み込む必要があります。
幼少期に作られる「プログラミング」
ブレーキを踏む癖は、幼少期にプログラミングされます。
3歳〜14歳蔵の間(幼児教育期)にどのような育てられ方をしたのか、どのような経験をしたのか、ということが大きく関連しています。
人間の性格や気質や方向性はこの時期に全て決まってしまいます。
この幼少期に経験したことの中で「恐怖、臆病、不安、迷い」といったブレーキ体験が大きく刻み込まれやすいということです。
人間にとって、最も原始的な感情は「恐怖」です。
恐怖を感じるからこそ、敏感に危険を察知して自分の生命維持を行います。
その為に過剰な「ブレーキ癖」が身についてしまいます。
幼少期に両親から過保護に育てられ「あれをしてはダメ」「これをしたら危ない」と束縛を受けて育った子供は、大人になってもそのプログラミングの支配を受けてしまいます。
結果、危険でもないのにブレーキを踏んでしまうのです。
目的地を設定しすればアクセルを踏むことが出来る
幼少期にプログラミングされた「ブレーキ癖」は「目的地」を設定することで外すことができます。
目的地を設定する為には「欲望」の感情を刺激する必要があります。
ブレーキ癖の恐怖に打ち勝つ為には「欲望」を刺激するしか方法はありません。
欲望だけが「恐怖」に打ち勝つことが出来るからです。
欲望とは、
- もっと前に進もう
- もっと上に登ろう
- もっと快適に暮らそう
この「もっと、もっと」という健全な欲があるから人類は生存競争を生き抜こことが出来るのです。
自分の役に正直になれば良いのです。
欲が湧いてこない人は、今の生活をもっと良くくる事を追加していけば必ず欲が湧いてくるはずです。
まとめ
幼少期にプログラミングされてしまった「ブレーキ癖」を外すためには欲望を刺激する事が1番です。
ブレーキ癖は欲望だけが打ち勝つ事ができます。
理由は人間は欲深い生き物だからです。
欲があるから生存競争を生き残る事ができるのです。
自分の欲に正直になって、素直に欲を追求して下さい。
欲にもレベルが存在します。
- 生理的欲求
- 安全の欲求
- 所属と愛の欲求
- 自我の欲求
- 自己実現欲求
1と2のレベルは、意識においては「本能」と呼ばれるレベルになります。
食欲、性欲、睡眠欲などの動物でも持っている本能です。
「欲を満たしたい」「自分の身を守りたい」といったレベルです。
3と4は顕在意識レベルです。
「他者と関わりたい、同じことをしたい」「認められたい、尊敬されたい」といったレベルです。
この顕在意識の願望を潜在意識に刻み込むと5のようなレベルに辿りつくことができます。
5のレベルは「人の役に立ちたい」といったレベルです。
欲望のレベルを高めていけば最終的に「人の役に立ちたい」と思うようになるのです。
5のレベルに辿り着けるように欲望のレベルを高めていって下さい。
最後までありがとうございます。