「使われる側」の人間にはなってはいけません
世の中には大きく分けると2種類の人しか存在しません。
- 「お金持ち」と「貧乏人」
- 「使う側」と「使われる側」
このように、お金持ちは間違いなく「人を使う側」の人です。
現在はお金を持っていなくても、お金持ちになれる体質を持っている人は、使う側のメンタリティを備えています。
しかし、世の中にはわざわざ使われる側の人間になろうとする人がいます。
これは、お金持ちから最も自分を遠ざける行為なのです。
「使う人」とは、会社の上司のことではありません。
会社の上司でもその人は更に上の上司から使われている存在に過ぎません。
仮に社長であったとしても、会社から使われているだけの社長も存在するのです。
本当の意味で「使う人」というのは、自分の行動を全て自分の意思で決めることができる人のことです。
例えば、10億円のお金を持っている資産家であれば、そのお金をどの分野に投資して、どのようにリターンを得ようが、全て自分の思うままです。
結果は全て自分のところに跳ね返って来ます。
同じお金を運用するのでも、人から預かったお金を運用する場合には、100%自分の思い通りにはなりません。
出資者の意向をある程度尊重しなければならないからです。
日本のサラリーマンは究極に使われる人
日本のサラリーマンは出資者でもなく経営者でもありません。
100%利害関係者の意向を聞かないと意思決定することはできません。
仕事の内容も自分の給料も自分で決めることは不可能です。
つまり、日本のサラリーマンは究極の使われる人、ということになります。
1番有利な人は、自分で事業や投資を行いながら、出資者の言うことをあまり聞かなくても良い立場の人です。
お金持ちになろうと思っている人は、どのような形態でも良いから、できるだけ「使う側」に回ることを考えないといけません。
自由度が高ければ高いほど、動かすお金の額は小さくなってくるので、儲けも少ない。
いいとこ取りをする為には、自分の能力を人にに認めてもらう発想ではダメなのです。
「自分の能力に投資すれば儲かりますよ」と言う上から目線が大切なのです。
まとめ
お金を稼ぐ為には「使われる側」の人間になってはいけません。
人を使う側の人間になって、全てを自分の自由に意思決定できるようになる必要があるのです。
全てを自分で決めると言うことは「自由」を手に入れる事です。
自由ですが責任も重くなることも事実なのです。
お金持ちになる為には、どこかでリスクを背負わなければいけないことも事実です。
大きな責任を背負うからこそ、人の何倍もの能力を発揮することができるのです。
サラリーマンは自分の人生を会社に売ってしまうことと同じです。
自分の大きな可能性を捨ててしまうことと同じです。
サラリーマンは、自分で意思決定する事ができないので、使う側の思うがままに操られてしまうのです。
自分の人生は自分で決める必要があります。
将来後悔しないように、自分の人生の選択をして下さい。
最後までありがとうございます。