固定給料と変動給料を区別する
毎月の給料には「固定給」と「変動給」があります。
給料は合計して支払われるため、一緒にしてしまうかもしれません。
しかし、固定給と変動給はしっかりと区別して生計を立てなければ生計は安定しません。
- 固定給=基本給
- 変動給=残業手当、特別手当、ボーナス
基本は固定である基本給をベースに生計を立てるべきなのです。
変動給である残業手当などを当てにした生計を立てていると、残業手当がない月には大きな痛手を負うからです。
残業手当やボーナスは「臨時収入」として扱って貯蓄に回すべきなのです。
万が一固定給が減ってしまった時に補填をすることができるからです。
そして、臨時収入は資産運用や自己投資の資金として別口座へ入れて動かさないことが絶対条件です。
口座を複数用意しておいて貯蓄用と投資用の口座に給料が振り込まれたら、一定額が自動的に移されるようにしておきます。
そうすることで、残った残金で生活するしかないので自動的にお金が貯まる仕組みとなるのです。
手間はかかりますが一度銀行で手続きをしておけば自動化できるのでやっておくといいでしょう。
見栄は最大のコストでしかありません
お金を使う上で、最も大きなコストとなるのが「見栄」です。
見栄は「他人と比較して優位に立ちたい」という感情です。
「他人や異性に良くみられたい、他人と比較して優位に立ちたい」という気持ちが強いコンプレックスを生み出すのです。
見た目だけの演出に大きな支出をしてしまうことが最大のコストとなって自分に降り掛かってくるのです。
他人の目を気にしたり、比較することを止めてみると、余計な支出が圧倒的に減っていきます。
見栄は何かを生み出すことはありません。
ただのコストでしかないので投資価値もありません。
そもそも、他人と比較することに意味などあるのでしょうか?
自分にとって必要で投資価値のあるものであれば価値はあるかもしれません。
ただ、他人への見栄のための支出はコストでしかありません。
コストを削減する為には、一度でいいので極貧生活を経験してみることです。
一定期間だけでもギリギリの生活をしてみると意外な効果があることに気づくはずです。
- どうでもいいことにお金を使っていた
- 同じ品質の商品やサービスでも、探すと安いものがある
- 金額を減らしても、満足度は変わらない
- なくても気にならないものも多い
このような事に気づくことができるはずです。
まとめ
お金を貯める為には、固定給のみで生計を立てていくことが重要です。
変動給に頼った生計を立てていると、必ず痛い目を見る事になります。
変動給は全て臨時収入として扱っていくことで、将来への貯蓄や資産運用や自己投資へと使うことができるようになります。
しばらくギリギリの生活を続けていると、漢方薬のように効いてきます。
無意識のうちに本当に必要なものだけを選別できるような体質になってきます。
世の中には無駄なものが多くあります。
人間は多くのコストを「見栄」のために支出し続けてしまっているのです。
見栄を張っても、逆に自分が惨めになるだけです。
投資価値のないものに支出をすることは、自分の人生を他人のために売り渡してしまっているようなものです。
自分の人生は自分で決めるしかありません。
正しい選択をして無駄なものを排除して自由な生活を手に入れることが重要なのです。
最後までありがとうございます。