リスクは過大評価されるが、必要以上に気にする必要はない

貯蓄が好きな人の心理とは?

日本人は過剰とも言われるくらい貯蓄思考が強いのです。

リスクを過大評価する典型的なパターンと言ってもいいでしょう。

必死になって貯蓄をしている人の心理は、おそらく「いざという時のため」に貯蓄をしている人が多いのです。

しかし、その「いざという時」を具体的に説明できる人は皆無なのです。

結論を言ってしまうと、無理をして少額の貯金を積み上げたとしても、大した効果は期待できません。

緊急時において一時的に必要になるお金が充備できていれば十分なのです。

例えば、急に今の会社をクビになったとしても、すぐに自分のビジネスをかじめられるように、スキルを磨いて人脈を築いておくことの方が重要です。

こうした時に頼れる人脈がある方が、100万円、200万円のお金よりも頼りになります。

本当に窮地に陥った時に、頼りになるのはお金ではありません。

支えてくれる家族であり、手を差し伸べてくれる友人であったり、事態を乗り切る為の知識なのです。

お金とは所詮は道具に過ぎません。

普段からコツコツと貯金をする人は、一般的には将来の音をしっかりと考える堅実な人ということになっています。

ただ漠然と「いざという時に備えて」ひたすら貯蓄をする行為は、合理的ではありません。

お金に対する執着心

お金持ちはますますお金持ちになるといわれていますが、理由は、お金持ちほど果敢にチェレンする傾向が強いです。

人と同じ事をしていてはお金持ちになる事は難しいからです。

お金持ちになる人は、新しい事に積極的にチャレンジする傾向が強いのです。

お金持ちが新しい事に積極的にチャレンジできる理由はお金に余裕があるから多少減ってもいいこらと考えているわけではありません。

お金持ちほどリスク管理に敏感なので、お金を失ってしまった時の対処法を常に考えているからなのです。

お金を失う恐怖が、庶民よりもお金持ちの方がずっと大きいのです。

庶民はお金に対する執着心が強いため、思い切った行動をすることができません。

お金に対する執着が強過ぎて、リスクを取ることができず、お金を稼ぐチャンスを失ってしまうのです。

その結果として、さらにお金への執着が大きくなっていきます。

完全に負のスパイラルに陥ってしまうのです。

お金に対する過度の執着の結果、お金に縁のない生活となってしまうのです。

こんな時に強いのが「失うものがない人」です。

失うものがないのでチャレンジしないことは、非常に勿体無い行為

まとめ

誰でも「いざという時のために」と思って貯蓄をしていると思います。

これは、起きてもいない恐怖に、脅されてしまっている状態と同じなのです。

無理をして少額のお金を積み上げてもあまり意味はないのです。

誰でもリスクを取りたくないと思います。

しかし、リスクというのは逆にチャンスでもあるのです。

お金持ちほど、リスク管理に敏感で、常にお金を失う恐怖と戦っているのです。

最悪の事態を常に想定して、お金を失わない為の方法を徹底的に考えています。

しかし、「失うもの」を考えているようでは、いつまで経っても自由は手に入りません。

その為には「失うものを捨てる」ことが大切です。

人は失うものがなくなれば、どんなことにでも積極的にチャレンジすることができるのです。

最後までありがとうございます。

 

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