お金持ちになるほど恐怖に怯えている

お金を持つほど不安になる

お金持ちが不幸であるというのはある意味で本当なのです。

多くのお金を持ってしまうと、常にお金を失った時の恐怖がつきまとうことになるからです。

日本でも資産が大きくなると、状況は同じようなことになっています。

十億円単位の財産を持っている人でも、全く安心感が得られず、常に不安になってしまうのです。

事業を軌道に乗せることができても、失った時の恐怖と常に戦うことになるのです。

これはある意味で当たり前のことなのです。

人間の欲求には限りがありません。

一つの課題を克服しても、すぐに次の課題で頭を悩ませることになります。

お金持ちの場合は、失いたくないものがあまりにも大きいので、お金を失う恐怖は想像以上に大きいのです。

例えば、資産家の家に生まれたお金持ちはもともとお金を持っているので、それほど働く必要はありません。

社会勉強として働いたとしても、お小遣い程度に過ぎません。

会社員を経験せずに事業を始めた人は、人の下で働いた経験を持っていません。

会社員を会見して実業家になった人は、サラリーマンが嫌で実業家になったので、安易に戻ることは自分のプライドが許しません。

普通に仕事をしてきた人であれば、何でもないことを、お金持ちにとっては、死よりも恐怖を感じてしまうのです。

お金持ちは恐怖を感じるからこそ失わないために努力する

お金持ちにとって、お金を失うことは死活問題なのです。

その為に、常にお金を失わない為に、より多くのお金を稼ぐことによって安心感を得ようとしているのです。

つまり、不安のエネルギーを自分のモチベーションへと変えているのです。

常に最悪の事態を想定しているので、最悪の事態を迎えても大丈夫なくらいに、お金を稼ごうとしているのです。

失うものが大きければ大きいほど、守る力も大きくなるのです。

お金持ちと一般人の違いはこのような所です。

人は「ヤバい」と思わないと行動することができません。

自分の身に危険が及ぶ事で、自然と行動力が高まるのです。

行動的になる為には、手っ取り早い方法かもしれません。

自分を窮地に追い込むことで自然と本来の力を発揮することができるからです。

まとめ

お金を稼ぐということは、同時に不安も一緒についてきてしまうのです。

お金が増えれば増えるほど、失う不安や恐怖も増えるという事です。

この不安や恐怖と上手に付き合っていく事が、お金を稼ぐ為には必要なことなのです。

お金持ちは不安や恐怖が大きいほど、よりお金を稼ぐための行動を積極的に行なっています。

自分の資産を守るためには、必死で行動するしかありません。

人間は重要な事以外は認識できないようになっています。

つまり、自分を窮地に追い込む事で脳に重要な情報だと認識させれば、自然と本来の能力を発揮する事ができるのです。

最後までありがとうございます。

 

おすすめの記事