投資家は「価値と価格の違い」を理解している

価値と価格の違いを理解する

一般人は価値を考えず価格だけを見て買い物をします。

投資家は価格よりも価値の高さに着目し、価格より価値のあるものしか買いません。

例えば、バーゲンなどで10,000万円の商品が90%引きになり、1,000円で売っていたとします。

金額だけを見れば、安くてお買い得のように感じるかもしれません。

商品の安さに釣られて買ってしまう方も多いでしょう。

投資家はその商品に1,000円以上の価値が無いと判断すれば、どれだけ価格が値引きされても買いません。

逆に、定価で100万円の商品でも「100万円以上の価値がある」と判断したら喜んで買うのです。

一般の消費者は「安い」を価格だけを見て判断します。

投資家は「安い」を「価値と価格の乖離」によって判断をします。

価格がどれだけ高くても商品にそれ以上の価値を感じることができれば「投資価値有り」と判断するのです。

「価値」は捉え方次第で捉える人によって大きく変わります。

同じ1,000円の本を読んでも、内容を理解して実行できる人にとっては、本の価値は大きく変化するはずです。

内容も理解できず実行もできない人にとっては1円の価値もありません。

価値あるものに投資をすること

価格と価値の違いは、次のようになります。

  • 価格:何かを買うときに支払うもの
  • 価値:何かを買うときに手に入れるもの

価格は商品に付いている金額の数字だけです。

価値には値段は書いてありませんが、得る人によっては金額はプライスレスです。

金額はさほど重要ではなく、「払った金額以上に自分に返って来るもの」が価値の値段なのです。

投資における価値は、その時代の人が欲しいと思うものです。

どれだけ過去に価値があったとしても、欲しいと思わなくなれば、価値は無くなっていくのです。

価値には「絶対的価値」と「相対的価値」の2つが存在します。

  • 絶対的価値:自分にとって価値があるもの
  • 相対的価値:多くの人にとって価値があるもの

絶対的価値は、自分が欲しいと思うけど、周りの人は理解してくれません。

一般的な市場価格や時価、相場と呼ばれるものは全て「相対的価値」です。

投資家は常に相対的価値のあるものや、これから相対的価値が出るものに投資を行います。

相対的価値を見極めるには「いくらで売れるのか?」という目線が重要です。

何かを買うときは、値段だけを見て決めるようなlことはせず、裏に隠された価値を見極める力をつけて「価値のあるもの以外は投資しない」を徹底することです。

まとめ

価格と価値の違いを理解していないと、投資家にはなれません。

投資家は常に「価値」に着目して、金額以上の価値のないものには投資をしません。

支払った金額以上に元が取れなければ投資価値はありません。

価格だけを見ていると、価値は絶対に見えません。

例えば「100万円」と言われて、金額だけを見ていては、その瞬間に「高い」と判断してしまい全く価値に気づくこともできません。

大切なのは金額の裏に隠されている価値を自分のものにすることが重要なのです。

「100万円」でも「1000万円」でも投資価値があるのであれば積極的に投資をすべきなのです。

どんなに安くても、価値のないものには1円でも支払ってはいけません。

価値を見抜けるようになると、投資することが楽しくなります。

金額だけにビビるような事はせず、商品価値を見極めることが何よりも重要です。

価格は数字の羅列に過ぎません。

価格以上の価値があれば投資をする価値があります。

最後までありがとうございます。

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