仕事は主体的にやることで面白くなる
仕事が面白くない人の特徴に「当事者意識」が低いことが挙げられます。
確かに仕事は与えられることもありますし、会社で働くことは仕事を与えられる立場でもあります。
しかし、仕事を他人事のように扱っている限り、お金に縁のある生活や自由な生活は一生手に入りません。
与えられた仕事でも、より良い成果を上げることに全力を尽くせない人にお金は入ってはこないのです。
「当事者意識」の高い人は、残業が続いても、休日出勤も全く苦になりません。
「自分が会社を変える!もっと会社を良くしたい!」という意識と使命感を持っているからです。
会社に在籍しているうちはお金にはならないかもしれませんが、この経験は独立した時に必ず大きな力になります。
仕事を他人事のように扱っている人は、会社の方針に「不満」や「批判」しかしません。
かといって、会社により良い方法を提案できる訳ではないので、ただの愚痴にしか聞こえないのです。
仕事とは、自ら主体的に関わることで、面白さが解ってくるものなのです。
懸命に働く姿は、評価されるし、周囲を感動させることができるのです。
言われたことだけをとりあえず片付ける、ルーチンワークしかこなさない人は、評価されるはずがありません。
やりがいを見出すことも、価値を創造することもできないからです。
言われた仕事をやるだけの方が楽かもしれませんが、「やらされる仕事」」は何をやっても面白くないはずです。
依存心から脱出する
当事者意識を持つためのコツは、常に自分に問いかけることが大切です。
- 自分ができることは何だろう?
- 今やるべきことは何だろう?
- 自分がやらなければ誰がやる?
このように、自分に問いかけをしてみて下さい。
「誰かがやるだろう」と、他人に甘えるのではなく、自ら打開策を考えることが重要です。
他力本願の意識では会社の方針や仕事に不満や愚痴を言う資格はありません。
会社に不満があるのなら「私にやらせて下さい。誰よりも上手にやれます」と言うことができるようになって下さい。
当事者の視点で思考をしないと、どんな素晴らしい提案でも、机上の空論で終わってしまいます。
自分がその立場に置かれたら、どう考えて、どう判断して、どう行動するのか、シミュレーションして考えておくことです。
- スポーツはみるものだけじゃなく、やるもの
- 教わるだけでなく、教える側に回る
- テレビは見るだけじゃなく、出るもの
- 本ろ読むだけじゃなく、書く側に回る
行動を起こす当事者こそが世の中を本当に変える価値を提供することができるのです。
まとめ
どんなことにも、面白いことや意味のあることが隠されているものです。
そこを見出すことができる人が、他人に価値を提供できる人なのです。
価値を見出せない人は、同じ人生を過ごしていても、薄っぺらな人生を送ることになります。
面白さに気づき、意味を見出すことができる人は、多くのビジネスチャンスを得ることができます。
お金は、他人の役に立ってこそ、対価として収入が得られる仕組みになっているのです。
会社であれば、従業員は会社に利益をもたらすから対価として給料が支払われているのです。
この仕組みをしっかりと理解できていない人は、時間を切り売りするしか収入を得ることができない人生になってしまいます。
他人に価値を提供できる人こそ、お金を稼げる人になれるのです。
最後までありがとうございます。