
会社の意味を正しく理解する
株式会社の場合は、複数人の人がお金を出し合い、株式として会社に投資をして、資本金を作ります。
この資本金を元に、さらに資金を借り入れたりして会社を経営して、利益が出た場合は配当金として、株主に返還します。
従業員はどうなんでしょうか?
昔は社員、従業員は会社の宝などと聞き心地の良い言葉が囁かれていましたが、法律的には社員とは、会社設立の時の資金を持ち寄った発起人で定款に署名した物、または、その代理をする取締役のことを言います。
1株も出資せずに会社で働いている人は、ただの従業員です。
平たく言うと、工場の機械やオフィスのパソコンや備品と同じ扱いなのです。
毎月貰っている給料は、機械やパソコンを動かす電気代と同じなのです。
それなのに、子供の頃から親や学校の先生に勉強させられ、有名大学に入って、東証一部上場企業に就職することを目指すような一方的な価値観を植え付けられて来たのです。
大人になって立派な資本主義的洗脳を受けた人になる訳です。
洗脳の張本人は親や学校の先生ということになります。
サラリーマンは稼げないシステムになっている
日本の企業の報酬形態は社員を奴隷化することが前提になっています。
入社してしばらくは薄給です。
それは仕事の能力がまだ無いので当たり前なのですが、30代になってもまだ続き、40代の役職になってから急に上がり昇給システムになっています。
最初の能力の云々は関係ないのです。
つまり、入社してから20年位は搾取され続ける期間だということです。
40代から定年までの20年間で搾取する側に回るという仕組みなのです。
20〜30台は上司や役員のために奉仕して、自分が上司、役員になった時には新入社員から搾取するので収支がトントンになるのです。
日本のサラリーマンは転職するモチベーションが低いのは当然です。
30代のもう少し頑張れば、搾取する側に回れるので我慢の時期なのです。
ここで辞めてしまったら搾取され続けてきた10数年間を捨ててしまうことになるので、転職する人間は、問題があるのか、落ちこぼれといったレッテルが貼られてしまうのです。
このようにし捨て毛として、日本の報酬体系は、会社に自分の人生を売り渡すことが基本となって作られているのです。
まとめ
会社で従業員の扱いはほぼ「道具」と同じなのです。
給料は動かすための電気代に過ぎません。
こんな扱いを受けるために、有名大学を目指し大手企業に就職を目指すことに意味があるのでしょうか?
そうして、苦労して入社しても20年位は会社に搾取され続ける扱いを受けることになるのです。
しかも、会社からもらえる給料というのは、満足できないが餓死しない程度の給料しか貰うことはできません。
社員を満足させてしまったら働かなくなるからです。
このようなシステムの中で会社は従業員を道具として扱い、搾取の対象でしかないのです。
会社で満足している人はそれでもいいかもしれません。
自由な人生を手に入れたい人は、独立して自分の自由な仕事をすることを目指すしかありません。
自分のやりたいことを仕事にすることが1番能力を発揮することができるからです。
やりたくない仕事をしていてもパフォーマンスもモチベーションも高まりません。
自分の人生は終わる時に後悔のないようにやりたいことをやっておくことが重要なのです。
人生に後悔を残すことのないように自由な人生を手に入れて下さい。
最後までありがとうございました。