弱い自分
人は様々な「弱い自分」を持っています。
- 継続できない自分
- 諦めてしまう自分
- 逃げてしまう自分
- 努力ができない自分
- 行動できない自分
- 楽をしてしまう自分
色々な自分ががありますが、人間はそんなに強い生き物ではありません。
誰もが自分の弱さを隠そうとします。
「弱さ」は他人からの評価に直結するからです。
他人からの評価を恐れて弱い自分を隠そうとしてしまうのです。
「弱さ」は決して悪い物ではありません。
「弱さ=悪い」と思っている価値観の方が問題です。
まずは、「人間は弱い生き物」であることを認めて下さい。
そして、自分を否定することを止めて下さい。
弱さを認めることから全ては始まります。
「弱さ」が見えるということは、自分を変えるチャンスです。
弱さを認める
人は「自分の弱さ」を認めることがなかなかできません。
自分の中に「自分は弱くない」という固定観念が植え付けられているからです。
これは「弱さ=悪い」という洗脳を受けて来たからです。
世間から「弱さ」というのは敬遠されるので自分の弱さを認めることができないのです。
無理に頑張り過ぎると「イップス」になってしまう恐れがあります。
スポーツ選手によく見られる症状です。
過度な緊張が生じ筋肉・精神が萎縮して思い通りのパフォーマンスが発揮できません。
また、通常と同じプレーができずミスを誘発します。
「イップス」とは心理的症状の1つで、通常は当たり前のようにできる事ができなくなることです。
過去の失敗などが引き金となって発症することが多く見られます。
つまり、外部からのプレッシャー、自分の心に生じるプレッシャーにより通常であれば何も考えずにできる簡単なことが急にできなくなるのがイップスの症状です。
「イップス」は心の葛藤(意志、無意識)により筋肉や神経細胞まで影響が及びますので無理をすると筋肉や神経が萎縮して当たり前にできていたことができなくなるということです。
「イップス」には確実な治療法はありません。
しかし、前に進むために「現状の自分を認める」ことから治療が始まります。
「現状の自分を認める」ことがスタートラインに立つチャンスになります。
弱くても大丈夫な理由
自分の弱さを判断する基準を考えてみて下さい。
- 他人との比較
- 他人の評価
つまり「他人」に左右されているということです。
他人は所詮は他人です。
自分とは何の関係もありません。
他人によって自分の人生を左右されるなんて実にもったいない話です。
他人と比べる事なんて全く価値がありません。
比較と言っても「現状」を比較しているに過ぎません。
他人と比べるから「弱い自分」が見えてしまうだけなのです。
自分の評価は自分自身で行うべきです。
他人に左右されず自分のペースで決めればいいのです。
弱かったとしてもそのまま前に進めばだんだん強くなります。
小さくても一歩ずつ前に進むことの方が大切です。
まとめ
誰でも必ず「弱さ」を持っています。
何も隠す必要はありません。
強くても、弱くても必ず前に進めます。
前に進み続けることで強くなることもできます。
どんなことでも、止まってしまうと成長も止まってしまいます。
自分のペースで前に進み続けることが重要です。
どんなに小さくても少しづつでも成長を積み重ねることです。
コツコツと積み上げた物は簡単に崩れたりしません。
焦ると一瞬で壊れてしまいます。
自分のペースを守って前に進んでいればどんなことでも克服できるはずです。
最後までありがとうございます。